『現状の自分に安心』と思い込んで過ごしているとあっという間に、30代40代になり、ただの会社の従業員になります。
トゲのある言い方をすると、会社の駒になり、自分自身でキャリアのハンドリングができず、市場価値の低いエンジニアになる可能性があるということです。
ITエンジニアの魅力は、スキルを身に付けて、キャリアを形成していくことで、報酬UP、仕事を選ぶ、柔軟性のある働き方やライフスタイルが実現できることです。
将来、明るいキャリアを描けるように心がけて欲しい内容をまとめましたので参考にしてください。
目次
1 一従業員として満足しない
なぜ一従業員として満足してはいけないのか
それは『あなたのキャリア=あなたの事業(ビジネス)』と考えることができるからです。
言い換えると、『あなたのキャリア=自分ごと』と捉えましょう。
一従業員で満足している人は、『会社の環境が…』『やりたくもない案件をやらされて…』と一生愚痴を言って、自分のキャリアを自分ごとと考えることができず、結果的に会社の言いなりになる人生です。
例えば、あなた自身の事業の売上が下がっている or 横ばいだった場合、あなたはどう考えますか?
おそらく誰かに任せてどうにかなるだろう…とは考えず、どうやって売上を上げるかを考えると思います。
キャリアも一緒です。もし、自分自身のキャリアを自分の事業(ビジネス)のように捉えることができればキャリア形成がうまくいきます。
あなたが目指しているキャリアや目標があるなら、自分ごととして捉えて、一従業員でなんとなく安心せずに、行動しましょう。
当事者意識を持ちましょう
当事者意識とは…
問題や課題に対して、「自分が解決する/自分が行動する」という意識のことです。
誰かが解決してくれる、やってくれる、という「他人ごと」ではなく、「自分ごと」として考えるということです。
例えばあなたが手を動かす実装メインのエンジニアだとしましょう。
それであっても、『プロジェクトのの組織体制はなぜこうなっているのか?』『なぜこんなに予算をかけているのか?』という点に視野を広げて、自分だったらどうするのかを考えましょう。
要するに常に『なぜ?』を頭の中で考えることが重要です。
ただ単に、言われたことをやっているだけの一従業員のままでは成長はしないです。
上記でお伝えしたように、『あなたのキャリア=あなたの事業』です。
あなたが当事者意識を持って動かない限り、会社に振り回されるキャリアになってしまいます。
人任せマインドは要注意
当事者意識を持てない人の特徴として、
『会社がなんとか守ってくれる』『会社が仕事を用意してくれる』といった、『人任せマインド』になっている可能性があります。
あなたのキャリアは、あなた自身で作り上げていくものであり、会社や誰かに作ってもらうわけではないです。
なので一従業員として、満足するのではなく、『当事者意識』を持ち、あなたが目標としているキャリアにどう繋がるのかを考えて行動することが大切です。
『あなたのキャリア=あなたの事業(ビジネス)』という感覚を持って、あなたのキャリアを築き上げていきましょう。
2 現状に疑問を持つ
わかりやすい例で言うと、残業です。
残業してると、「褒められたり」「頑張ってるね」と評価・承認されたりすることがあります。
たしかに、ハタから見ると一生懸命に見えますが、残業しまくってうまくキャリアを作っている人をあまりみたことがありません。
こういう場合は、尊敬できる先輩エンジニアに1年目・2年目・3年目…それぞれどう行動をしていたのかを質問しましょう。
『一生懸命に頑張る方向性を見直す』ということができると将来のキャリアを優位に運ぶことができます。
とはいえ、現状に疑問を持つきっかけがないと、疑問にすら気付くことはできません。
疑問を持つためのきっかけとしては
・社内で信頼できる人を見つけ、質問・相談をする
・このコミュニティのエンジニア交流会で情報交換をする
・SNSで情報を手に入れる
などです。
自分の現状を客観的に捉えれるようになるので、おすすめです。
質問力
上記のような機会で疑問を持つことができたら、+αのアクションとして『質問』をしましょう。
質問をすることで、仕事の効率が上がったり、新しい情報に触れることで自身の成長に繋げられたりします。
【メリット1. 疑問解消】
質問することで疑問が解消され、やるべきことが明確になったり、新たな情報を手に入れることができます。
さらに、頭の中で考えていることを『質問』というアクションで言葉にすることで、質問した人、された人双方の考えが整理され、情報共有がしやくなります。
【メリット2. 思い込みによる誤認を避けれる】
誰かに問いかけたり会話したりすることで、実は根拠がない思い込みだったと気づくことができます。
例)
あなた:「私はいつもうまくいかないんだよね」
相手:「本当に全てがうまくいってないの?あのときの〇〇ではうまくいってたと思うよ」
あなた:「たしかに、あの時はうまくいったな」
相手:「ちなみに、誰と比べてそう思うの?」
あなた:「誰って言われると…(たしかに、誰かとの比較ではなく、単なる思い込みかもしれないな)」
ネガティブな思い込みほど、行動に制限をかけてしまい、キャリアの足枷になりやすいです。些細なことでも誰かに問いかけたり質問することは大切です。
メリット3. 自分自身を変えられる
フリーランスなることを迷ったり、失敗して落ち込んでいるときは、自分に対してポジティブな質問を投げ掛けることで自己肯定感を高められます。
「これはチャンスかもしれない。やらなければ後悔するのでは?」
「思ったような結果ではなかったけれど、良かった点もあるはず。それは何だろう?」
と自分自身に問いかけ、『自分ならやれる!』と暗示することで、前向きな行動に変化し、将来のキャリア形成の力になります。
3 学習を続ける
学習をしてない人や現状維持で留まっている方は、将来自分自身でキャリアのハンドリングがしにくくなります。
この業界は、流行り廃りが激しいです。
例えば、フロントエンドで『案件を選びたい』と思ってるとしましょう。
一昔前までは、HTML/CSS、JavaScriptが使えれば重宝されてましたが
現時点だとHTML/CSS、JavaScript(各種フレームワーク)、TypeScript
なんなら、Gitでの開発+PHP(Laravel)+SQL(データベース周り)+AWS(クラウド)
といったようにフロントエンドで活躍したいと思っていても、フルスタックな知識が求められます。
経験はなくとも、常にアンテナを張って自己学習をしたり、キャッチアップしないと、将来のキャリアに明るい兆しは見えません。
なので、学習は継続しましょう。
4 自己投資をする(知識・経験にお金を使う)
本当に必要なものだけにお金を使う
キャリアアップしている人の多くは、自分が成長するためなら自己投資を惜しまないです。
勉強はもちろん、良い出会いのために行動をしたり、自分の内面を磨いたりするために、お金を出しています。
「お金を出したのだから」という気持ちが働き、自分がやると決めた全てのことに対して向き合えるようになるからです。
大きなことに手を出さない
「自己投資を惜しまない人」と「自己投資のためなら、とにかくお金を使う人」は全く異なります。
自己投資とは、自分を成長させ、より良い人生を送るためのものです。自分の収入や手持ちのお金の範囲内で計画しながら行っているのです。
なので、借金をしてまで無理な自己投資をする必要はありません。あなたの器を超えた出費は、あなたの人生を壊します。
良い出会い・良い関係を築くためにお金を使う
仕事や勉強のためだけにお金を使うのではなく、人と会うためにもお金を使うことも自己投資です。
多くの人と良い関係を築くことで、お金もアイデアも循環していき、豊かさが拡大して、キャリア形成にプラスに働きます。
5 『ジョブホッパー』に臆しない
僕は、過去に人事として採用担当をしていました。採用基準で、一定の期間働いていない対象者は
- 過去の経歴から見て、今回も長期勤続が見込めない
- 採用してもマネジメントしづらい
- キャリア形成ができていない
と判断して、選考・面接をしないという取り決めがありました。
しかし、『勤続年数は長いけどパフォーマンスが低い人』と『勤続年数は短いけどパフォーマンスが高い人』なら後者の方が貢献していると考えられます。勤続期間が長くても短期離職する可能性は十分にあるわけです。
今、僕がいろんな活動や経験をしていく中でわかったのは、上記理由は全く気にしなくていいということです。
というのも、企業としては、必要なときに必要なエンジニアを確保してサービスを納品・リリースできればいいのです。
わざわざ正社員で採用するほど、エンジニアを確保したいと思ってないです。
必要なときに頼れるエンジニアがいればいいので、ぶっちゃけスキルや経験が伴っていて、契約期間を順守してくれればいいと思っています。
このような背景から最近ではフリーランスでエンジニアに業務を任せるという風潮が顕著に見られています。
上記理由のような採用基準を設けてる会社は従業員が稼働してくれないと売り上げが上がらないSES企業がほとんどだと僕は思います。
なので、そういう会社を選ばない、あるいはフリーランスになるという手段をとって、経験やキャリアを積んでいけばいいので、ジョブホッパーに臆しなくていいです。
不満に思うことがあったら、環境を変えるのは悪い選択ではなく、むしろ、うまく業界でキャリアアップしている人は、転職やフリーランスへの転身に躊躇しない方が多いです。
※短期間で会社を辞めることを推奨しているわけではないので、その点は誤解がないように!
6 チャレンジ思考である
チャレンジすることに抵抗がある人の特徴として
「うまくいかなかったら・・・」
「周りに否定されるから・・・」
というようにリスクしか考えていない傾向にあります。
しかし、誰にでも失敗するリスクは大なり小なりあります。「何も失敗せずに成し遂げた」という人なんていません。
うまくキャリアを作れてる人は「失敗から学び、どうやったらうまくいくのか」を考えて行動してます。
結果が「失敗」だとしても、なぜ失敗したのかを「考えれば」良いんです。
よく『思考力・マインドを鍛える』的な話がありますが、チャレンジせず・行動してない人は、インプットした内容は、使い物になりません。
キャリアアップしている人たちは常にチャレンジ思考です。
あなたもぜひ取り入れてみてください。